在宅介護の問題点

介護施設に入れない

在宅介護の問題というか、仕方なく在宅介護をしなければいけない状況を作り出しているのが、老人ホームなどの施設が少ないため、そういう介護施設に入居できないということなのです。

極端な話、本人の気持ちを抜きにして考えれば、介護施設が要介護者の人数分備わっているならば、ホームヘルパーやデイサービス、訪問看護、ショートステイ、または福祉用具サービス、住宅改修に至るまで、全ての介護支援サービスはなくてもいいとも言えるのです。介護施設の数が少ないからこそ、在宅介護を余儀なくされ、こういった在宅介護サービスが必要となるのです。

施設の数は地域によっても異なりますが、場合によっては老人ホームに入居するためには100人待ちであるという状況も少なくないようです。100人待ちといっても、1日に1人の利用者が退居するというのであれば、単純に100日間待てばいいという事になるのですが、老人ホームの場合は100人待ちだからといって実際何ヶ月待てばいいのかというのは分からないのです。

老人ホームに入居した理由というのはその家庭によって様々で、家族の理由で数ヶ月間だけ預けたいというところもあります。ですが、ほとんどの家族は老人ホームに預けたら、その後亡くなるまで面倒を見てもらいたいと願うのが一般的のようです。ということは、100人待ちという事は100人の人が亡くなってしまうのを待つという事になるのです。実際何年になるか分からないのです。

こういった介護施設の不足が結局要介護者だけでなくその家族にまで負担をかけてしまっているという状態なのです。今後介護施設も多くなっていくものと考えられますが、それとともに高齢化が進みますます入居できなくなるという事が考えられます。そのため今後もさらに在宅介護、在宅介護サービスの重要度が増して行くものと推測されます。

スポンサードリンク