在宅介護に関する基礎知識

なぜ在宅介護をしなくてはいけない?

なぜ在宅介護をしなければいけないのでしょうか。それは第一に近年の急激な高齢化・長寿化に社会がついていっていない状況という事が考えられます。2025年には4人に1人が高齢者になってしまうという現状で、1人1人の負担が大きくなっていってしまうのです。それなのにもかかわらず、老人ホームなどの施設が十分に設備されていないため、入居したくてもすぐには入居できない状態にあるのです。

病気やけがで入院している時はいいですが、病院はもう治療をする事がないとなれば退院させられてしまいます。そのため退院後介護が必要となってしまっても、すぐに入居できる老人ホームがないという現状なのです。

もちろん地域によってその度合いは異なりますが、100人待ち、数年は無理というところがほとんどなのだそうです。結局のところそういった老人ホームに入居している人はほとんどが亡くなってしまうまで入居しているという事になりますから、亡くなって空くのを待つという状態なのです。

病院から退院しても受け入れ先がなければ、結局在宅介護をしなければいけなくなるのです。もちろん、家族ですから介護をするのは当然ではあるのですが、かなり家族に負担がかかってしまいます。そして最近では不景気により若い人達は働かなければいけないという事から、高齢者が高齢者を介護するという事も出てきているのです。

また人によっては、大切な家族をそういった老人ホームに預けるのが嫌だということからすすんで在宅介護をするという人もいます。理由はどうであれ、在宅介護は介護をする家族に負担がかかりますから、少しでも介護保険サービスなどを利用するのが望ましいです。

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